「鍵が壊れて開かなかった」
昨晩、玄関の鍵が壊れて開かなくなってしまい、何とか今は開けてられているが再度閉めるのが怖いので直して欲しいとのご依頼になります。
玄関は2ロックで、片方が以前から調子が悪かったようで、取り合えず今はもう片方をご使用されているとの事です。
TOSTEMの扉との事ですがまずは見ない分からないので、大阪府大阪市城東区までお伺いさせていただく事になりました。
玄関にはTOSTEMの刻印がされたプッシュプルがついており、その中に鍵穴がついているタイプでした。
お客様に挨拶を行い、早速お話をお伺いしながら部品を調べます。
鍵穴から鍵の種類が判断出来ますが、MIWAの廃盤になっているディスクシリンダーだと分かります。
廃盤になり17年程立つので長い間ご使用されている事が分かります。
上の鍵が外からも内側からも回らず、下も固い状態です。
シリンダーの劣化もありますが、錠前(本体)の故障が今回の原因になります。
扉の側面から見える、扉に埋まっている部品です。
お客様も以前から防犯面でも気になっており、いずれは変えないといけないと思っていたそうです。
鍵の種類、料金、今後の対策等を説明させて頂き、一式の交換をすることになりました。
まずは全て取り外します。
扉が開いていれば、内側と側面からプラスドライバーのみで取り外し出来ます。
新しい部品と入れ替えていきます。
プッシュプルはそのまま使用するので、汚れをふき取ります。
歪みやバネの劣化が進んでいないかも確認が必要です。
MIWA PA-01
MIWA TE-01
扉に埋まっていたケースです。
こちらも新しく交換します。
シリンダーだけ交換しても、この錠前が故障すると動作しなくなるので鍵の交換時は注意が必要です。
シリンダーは
KABA カバエース (鍵6本付き)
弊社で常備している高性能なディンプルキータイプの鍵になります。
以前の鍵と仕様が変わるので、動作確認をお客様と行いながら注意点を説明していきます。
これで安心して鍵がかけられると喜んで頂けて良かったです(^^)
鍵には寿命(対応年数)があり一生は使えません。
性能が昔より向上したこともあり、扱い方には気を付ける必要があります。
30年、40年使っているけど「大丈夫」何て方も中にはいますが、多くの方は古いタイプ(刻み)の鍵で壊れながら使っている状態です。
築10年~20年に行う、水回りや電気、壁紙、屋根のリフォームやメンテナンスをする際に鍵の修理や交換も検討ください。
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