【徘徊防止 ALPHA SHOWA 玉座 大阪府大阪市城東区】

「徘徊防止の対策をして欲しい

認知症になってしまった身内が夜中に家から出てしまうのでどうにかしたいとのご依頼を頂き、大阪市城東区までお伺いになります。
前々から症状はあったものの中々対策が出来ず、昨晩も夜中に出ていかれて警察に保護されたとの事でした。
事故や事件に巻き込まれないうちにどうにかしたいとのご希望で、鍵を付けられるかとのご相談を受けました。
扉の形状などを調べてから提案をさせて頂く事になり、まずは現場へと向かいます。

現場は一戸建ての勝手口の扉。
玄関にはすでに内鍵を付けられており、裏口をどうにかしたいと事でした。
円筒錠 インテグラル錠 徘徊防止
扉は昔ながらのアルミサッシ。
ALPHAの円筒錠と言われるノブがついておりました。

対策としては、家から外に出る時にも鍵が必要になるよう、内鍵を付ける等の方法があります。
使いたい用途や状況によって商品を変える必要があるので、詳しくお話をお伺いし、取り付ける商品を相談していきます。
今回は両面シリンダーの商品を取り付ける事になりました。
同じ型式、取り付け形状の部品は手持ちにはなく、一式を加工して交換していく事になりました。

円筒錠 インテグラル錠 徘徊防止2
現在は円筒錠と言われるタイプのノブで、昔のノブにはよく使われています。
内側からはボタンを押すことで鍵をかけられるタイプです。
切り欠き穴も大きく、エスカッション等を使い別の商品へ交換をしてきます。

円筒錠 インテグラル錠 徘徊防止3
即日出来るインテグラル錠(玉座)へと交換をする事になり、側面から見える錠前も加工して取り付けをしています。
メーカーはSHOWAの商品を今回は使用。
寸法がギリギリな為、慎重に作業を行っていきます。
少し外も暗くなってきましたが、当日中に作業を完了させます。
円筒錠 インテグラル錠 徘徊防止5
円筒錠 インテグラル錠 徘徊防止4
裏表共に鍵穴があり、鍵での開け閉めが可能になりました。
通常はサムターン(つまみ)で内側から開け閉めをしますが、内側からも鍵が必要になります。
鍵を取られない限り、鍵を持ってない方は開ける事が不可能になります。

夜中の徘徊にはとても困っており、ひとまず安心出来たとの事で、役に立てて良かったです。



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